歯医者

昔から歯医者が嫌いで、定期的な検診など行かずに歯医者は拒否して育ちました。
幼い頃に母と共に通っていた歯医者が薄暗くて怖いイメージだったのと、子どもには大きくて怖い椅子や器具、そして恐ろしいあの音が響く歯医者は恐怖でしかありませんでした。

まだまだ麻酔などが進歩していなかった時代でしたから、とにかく痛かった。

そのイメージが私を歯医者嫌いにして、中学校に上がってから「反抗期」を迎えた私は、親の言う事を聞かずに歯医者を拒否し虫歯なんてない!と反抗してきました。

二十歳になって一人立ちしてから、初めて歯が痛むと言う経験をしました。それでも歯医者には行きたくなかったので痛みを我慢しました。しかし痛みは増すばかり。鎮痛剤もきかなくなり、この世のものではない痛みを味わいました。冷や汗をかきながら眠れぬ夜を越して朝が来た時に初めて「歯医者へ行こう」と言う気持ちになったのです。

近所の歯医者を探して、ため息をつき、ドキドキしながら歯医者へ向かいました。
歯医者は比較的新しい開業医で綺麗な外観でした。
中に入って受付をすると、看護婦さんも優しくてアットホームな雰囲気。
しかしあの恐怖の音は変わりません。

待合室でソファーに座って、痛みと緊張感でどうにかなりそうな中、私の名前が呼ばれました。先生から問診された私は「とにかく歯医者が嫌いで、怖くて痛いのも嫌で、これまで歯医者を避けてきましたが、こんなに虫歯が痛むのも初めてで、我慢できなくなって来ました」と正直に話しました。
先生は「大丈夫ですよ。最近は麻酔で痛みもなく治療出来ますから。安心してください」と言ってくれました。ドキドキしながら治療を受けましたが…

「あれっ?想像していたよりも、全然痛くないし怖くない。」
こんなに簡単に痛みが取れるなら、もっと早くに来れば良かった。

そんな思いが駆け巡るようなスムーズな治療で、みるみる間に治療は完了。
痛みも嘘のようになくなりました。

最近の歯医者の技術はとても進んでいて、痛くない治療が実現されています。
これからは怖がらずに通えそうです。
小心者の私。本当にもっと早くに行くべきでした。これから虫歯達をしっかり治そうと思います☆

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